帝國海軍戦艦/装甲巡洋艦主砲編

■45口径36cm砲
 〈篠塚“金剛”弥生〉型に搭載されて以来、〈扶桑〉型、〈伊勢〉型まで日本海軍戦艦主砲の中心であった。なお、名称は36cm砲だったが実測口径は354mm(14インチ)である。
 また、〈大庭“白根”詠美〉型の打撃力向上案として、当初本砲の搭載も検討されていた。
【搭載艦】(竣工順)
 〈篠塚“金剛”弥生〉型巡洋戦艦
 〈扶桑〉型戦艦
 〈伊勢〉型戦艦(〈月島〉型電波兵器試験艦)
 〈雄蔵〉型海防艦

■3年式45口径41cm砲
 〈来栖川“長門”芹香〉をはじめとする八八艦隊計画艦の多くに搭載された、日本製艦砲のスタンダード。こちらは実測口径でも41cmのため、正確には条約違反であった。
 大質量砲弾の採用などの改正が加えられ、第三次世界大戦においても十分な威力を持ち合わせていた。
【搭載艦】
 〈来栖川“長門”芹香〉型戦艦
 〈長岡“加賀”志保〉型戦艦
 〈保科“天城”智子〉型巡洋戦艦
 〈来栖川“紀伊”綾香〉型戦艦
 〈宮内“伊吹”レミイ〉型巡洋戦艦(※第一状態)
 

■90式45口径46cm砲
 合衆国が建造した〈サウスダコタ〉級戦艦に対抗するため建造された〈宮内“伊吹”レミイ〉型に搭載された。実際には日英共同開発。
【搭載艦】
 〈宮内“伊吹”レミイ〉型巡洋戦艦(※第二状態)

■試製92式45口径46cm砲
 〈高瀬“大和”瑞希〉に搭載が予定されていた砲。ただし、能力が不十分とされたことから搭載は諦められていた。
 後に薬室などに改修を加えた上で〈スフィー〉が搭載している。
【搭載艦】
 〈スフィー〉(英・第四状態)級戦艦

■92式50口径41cm砲
 90式の試作データを転用する形で製作された日本製41cm砲の決定版。
 戦艦クラスの日本艦砲としては初めて高初速を狙っている。また、3年式45口径41cm砲の新型砲弾は本砲用の砲弾を転用したものであった。
【搭載艦】
 〈長谷部“高千穂”彩〉型戦艦
 〈新城“穂高”沙織〉型戦艦
 〈大庭“白根”詠美〉型装甲巡洋艦

■94式50口径41cm砲(46cm砲)
 〈高瀬“大和”瑞希〉型に搭載された。名称はともかく、実際は46cm砲。47年に名称が変更されている。
【搭載艦】
 〈高瀬“大和”瑞希〉型戦艦

■96式50口径31cm砲
 〈大庭“白根”詠美〉および、オランダ海軍から受注されていた〈牧部“春日”なつみ〉型用に開発されていた。しかし、〈大庭“白根”詠美〉型が89式41cm砲を搭載、また2番艦として建造が予定されていた〈千堂〉に至っては99年式55口径41センチ口径減退砲を搭載したことから、多くの砲が余剰砲となり、そのほとんどが特殊艦艇の主砲に転用された。
【搭載艦】
 〈牧部"春日"なつみ〉型装甲巡洋艦
 〈真幌〉型給糧艦
 〈スフィー〉型戦艦(第3状態・装甲巡洋艦)

■99式55口径41cm砲 (試製Z砲)
 〈千堂〉型に搭載。ドイツ人技術者、コミック・ツェット氏が設計した口径減退砲。このため、砲口口径は38.1cm。
 威力は十分以上だったが、通常砲に比べて極度に砲身命数が少なく、砲弾の製造に必要なタングステンの入手が中華民国からの輸入に依存していたことから、〈千堂〉型のみの搭載に留まっている。
【搭載艦】
 〈千堂〉型装甲巡洋艦

■7式55口径46cm砲
 〈皆瀬"フォン・ヒンデンブルク"葵〉級の50.8cm砲搭載にあわせ、超〈高瀬“大和”瑞希〉型用の主砲として検討されていた超長砲身46cm砲を再設計した砲。〈高瀬“大和”瑞希〉型に搭載。
 一門あたりの威力は〈縁“デア・フリート・ランデル”早苗〉に搭載された50.8cm砲に劣ると判断されていたが、砲門数と発射速度(このため、〈高瀬“大和”瑞希〉には超〈高瀬“大和”瑞希〉用に開発されていた半自動装填装置も追加装備される予定だった)によって同等の打撃力の維持を狙っていた。
【搭載艦】
高瀬“大和”瑞希〉(戦闘能力向上改装時)