春巻れいじ氏・作

■駆逐艦艦型整理試案 甲案

●八八艦隊計画時
・〈峯風〉/〈神風〉型 12隻
  なお、史実〈神風〉型は〈峯風〉型後期艦として統合します。

 〈睦月〉型 8隻

●隆山条約期
・特型 16隻

・〈初春〉/〈白露〉型 合計4隻
 二等駆逐艦(初代〈樅〉型)の代替。一等駆逐艦的な戦闘能力を求めたため、トップヘビーに。このため、少数建造で中止。

●ポスト隆山条約期
・甲型 20隻
 なお、史実の〈朝潮〉型は、高温高圧缶がすでに実用化されていることから、〈朝潮〉〈陽炎〉〈夕雲〉3クラスに存在していた相違点である、航続距離問題が存在しにくいと考え、甲型に統合します。

・〈夕雲〉型 4隻
 海軍甲事件の影響から、駆逐艦にも対空能力を求めた結果建造。主砲を両用砲化したものの、性能的に対水上戦闘でも、対空戦闘の面でも不満があったため少数建造に留まる。

●WW2期
・〈島風〉型 6隻
 〈夕雲〉の失敗から、対水上戦闘に特化した艦隊型駆逐艦の究極として建造。41年のゴゾ島沖夜戦の結果、夜襲戦術が陳腐化したため、建造数は6隻に留まる。

・〈秋月〉型 多数(ただし、改良型含む)
 〈夕雲〉の失敗から、対空戦闘に主眼をおいて建造された駆逐艦。WW2後も改良型が建造される。

・〈松〉型 多数(大戦中建造は10隻未満)
 二等駆逐艦の「真の」意味での後継。対水上戦闘も、対空戦闘も、対潜戦闘もそれなりのレベルで行える程度の能力を備えていた。
 後に雷装を廃し護衛艦艇化、WW3直前に建造された〈立川“樅”郁美〉型に発展する。
 
 

また、以下の艦については、特別な要求がない限り、本試案については計画艦(破棄)扱いとなります。理由、代替案についても付記しますので、復活要求の際には参考にしてください。

・〈弥生〉
【理由】排水量、備砲ともに駆逐艦を明らかに超過。
【代替案】建造時期をWW3まで遅らせ、RSBCの〈満月〉型と同程度の性能まで(FCSについては現状で可)規模を縮小。

・〈島月〉
【理由】備砲と、存在の強い理由が薄い。また、新型砲の開発は兵站に大きな負担があります。
【代替案】遠距離防空用15cm砲(〈白鳳〉と同型)の搭載試験艦。単装4基搭載。有効性が薄いということで、参戦時には長12cm両用砲に戻される。

 結局、12.7cmを越える砲を搭載した艦については、どう考えても妥当性が薄い(水上戦でも使い勝手が悪い、対空戦に至ってはなにをかいわんや)のです。
 暴言ですが、「駆逐艦」と名乗る以上、主砲はせいぜい長12.7cm両用砲を上限とする、としたいくらいです(搭載試験自体は否定するものではありません)。


世界史設定閲覧室