英国崩壊への道(案)

 (1)ドイツ空軍と潜水艦の奮闘
   上層部では対立の激しかったドイツ空軍と海軍だが、現場レベルでは協力しあっていた。まず空軍の長距離爆撃機が英国輸送船団の索敵と攻撃に猛威を振るった。満足な護衛空母のない船団は航空攻撃で損害を受け、さらに通報を受けた潜水艦による群狼戦術で大西洋へ消えていった。
 (2)日本の救援が届かず
   英国と日本の距離はあまりにも遠すぎた。日本の援英船団はインド洋と大西洋でUボートに沈められ、満足な救援物資を英国に送れなかった。
   一方、ドイツ海軍は英国打倒を最優先とし、援英船団ばかりを狙った。そのため日本の船団はさしたる妨害を受けず、対米戦を戦い抜くことができた。
 (3)石油の不足
   多くの商船と物資を失った英国は継戦能力を失いつつあった。特に石油の不足は深刻で、戦闘機や軍艦さえも満足に動かせない状況に陥った。
 (4)英国崩壊とダンケルク作戦
   英国の石油不足を見越し、ドイツ軍は英本土攻略作戦を実行に移した。ドイツの攻勢を防ぎきれないと判断した英国は、最後に残った全ての石油を使って「ダンケルク作戦」を発動、人材を始め、多くのものをカナダへ脱出させる事に成功した。
   しかし、燃料不足で脱出できなかった(主に旧式の)戦艦群は、敵の手に落ちることを避けるため、スカパフローで自沈の運命をたどった。