>隆山条約

 石川県7O市のK賀屋において開催中の、東鳩界における初の軍縮会議は、参加各国の利害が対立を極め、議場を退場する国も出て会議はさらに混迷を深めておりますが、本日、妥協案として各陣営における主力艦保有比率の策定が議長より提案されました。

  連合側:5 レミィ・智子・綾香・志保・芹香
  中立側:3(4) セリオ・あかり・琴音・(あかりママ)
  枢軸側:3 理緒・葵・マルチ

 艦数では連合側が有利なように見えますが、中立側には神岸「大隊長」あかり・「魔女の眼」セリオ・姫川「ドルフィン」琴音などの独特の兵装を持つ艦とともに条約上の主力艦に該当しないものの戦艦以上の攻撃力を持つと言われる神岸「ママ」ひかりの保有が許されており、また、枢軸側には「皇国第4次海戦」において、史上最強絶対不沈といわれた超戦艦「サトウダイスケ」を瞬時にして轟沈(注1)せしめた無限攻撃力(注2)を持つ「中尉」マルチが存在することから、戦力的にはほぼ均衡しているものと見られます。
 条約成立後の「東鳩ホリデー」において、彼女たちは「Majestic Twelves」と呼ばれることになると言われております。
 しかし、各陣営に対する主力艦の割当ては新たな紛糾の火種を呼び、特に枢軸陣営最強硬派「なるるる」は「主砲口径や喫水線長の制限も重要かも知れないが、新世紀のドクトリンに基づき我国は『てめーら人間じゃねぇトリオ』マルチ・セリオ・琴音の保有を主張する」との声明を発表しています。一方、この声明に対し超能力者人権団体からの抗議が相次ぎ、条約議場周辺で大規模なデモが頻発しています。

 (注1:戦闘時における命中弾は少数であったが、水中弾効果による喫水線下への浸水が排水能力を上回り転覆沈没したとの説もある)
 (注2:マルチに撃沈不可能な艦船は存在しない。なぜなら、彼女が撃沈不可能な海上の物体は艦船とは見なされないからである。と同艦支持者は述べている