隆山海軍軍縮条約
 

1.各国の保有する戦艦数の上限を以下の様に定める

●隆山海軍条約型戦艦(1922〜1937)
【アメリカ合衆国(USA)】
   <ニューヨーク>級 14インチ砲連装5基10門 2万7千トン
 1  <ニューヨーク>
 2  <テキサス>
   <ネヴァダ>級 14インチ砲3連装2基連装2基10門 2万7千トン
 3  <ネヴァダ>
 4  <オクラホマ>
   <ペンシルヴェニア>級 14インチ砲3連装4基12門 3万1千トン
 5  <ペンシルヴェニア> 
 6  <アリゾナ>
   <テネシー>級 14インチ砲3連装4基12門 3万2千トン
 7  <テネシー> 
 8  <カリフォルニア> 
   <メリーランド>級 45口径16インチ砲連装4基8門 3万2千トン
 9  <メリーランド> 
10  <コロラド> ※第1次マーシャル海戦で沈没
11  <ワシントン> 
12  <ウェストヴァージニア> ※第1次マーシャル海戦で沈没
   <サウスダコタ>級 50口径16インチ砲3連装4基12門 4万7千トン
13  <サウスダコタ> ※第1次マーシャル海戦で沈没
14  <インディアナ> ※第1次マーシャル海戦で沈没
15  <モンタナ> ※第1次マーシャル海戦で沈没
16  <ノースカロライナ> ※第1次マーシャル海戦で沈没
17  <アイオワ>
18  <マサチューセッツ> ※第1次マーシャル海戦で沈没
   <レキシントン>級巡洋戦艦 50口径16インチ砲連装4基8門 4万9千トン
19  <レキシントン> ※第1次マーシャル海戦で沈没
20  <サラトガ> ※第1次マーシャル海戦後、空母へ改装
21  <レンジャー>
22  <コンステレーション>
23  <コンスティチューション>
24  <ユナイテッドステーツ>

【大英帝国】
   <クイーン・エリザベス>級 15インチ砲連装4基8門 2万9千トン
25  <クイーン・エリザベス> ※1943年、人間魚雷の攻撃によりアレクサンドリア港内で大破着底
26  <ウォースパイト>
27  <ヴァリアント> ※1943年、人間魚雷の攻撃によりアレクサンドリア港内で大破着底
28  <バーラム> ※1941年、地中海でUボートの雷撃で沈没
29  <マレーヤ> ※1943年、アブキール湾海戦で沈没
   <レヴェンジ>級 15インチ砲連装4基8門 2万8千トン
30  <レヴェンジ>
31  <ラミリーズ> ※1941年7月、マタパン岬沖海戦で沈没
32  <レゾリューション> ※1941年5月、ブレスト沖海戦で沈没
33  <ロイアル・オーク> ※1939年、スカパフローにてU47(艦長ギュンター・プリーン)に雷撃され沈没
34  <ロイアル・ソブリン>
35  <レジスタンス>
   <神尾“リナウン”晴子>級巡洋戦艦 15インチ砲連装3基 2万7千トン
36  <神尾“リナウン”晴子> 
37  <リパルス> ※1941年5月、アイスランド沖海戦で沈没
38  <リライアント> 
   <フッド>級巡洋戦艦 15インチ砲連装4基8門 4万2千トン
39  <フッド> ※1943年1月、沈没
40  <アンソン> ※1941年5月、ブレスト沖海戦で大破、雷撃処分
41  <ハウ> 
42  <ロドネー> 
   <守護聖人>級 16インチ砲3連装3基9門 4万8千5百トン 23ノット
43  <ジャネット“セント・アンドリュー”バンロック>
44  <セント・デイビッド>
   <インヴィンシブル>級巡洋戦艦 16インチ砲3連装3基9門 4万8千4百トン 32ノット
45  <インヴィンシブル> ※1943年1月、沈没
46  <インフレクシブル> 

【大日本帝国】
   <来栖川“長門”芹香>級 41サンチ砲連装4基8門
47  <来栖川“長門”芹香>
48  <幽霊“陸奥”部長>  ※海軍甲事件で沈没
   <長岡“加賀”志保>級 41サンチ砲連装5基10門
49  <長岡“加賀”志保> ※大破後、大型護衛艦へ改装
50  <佐藤“土佐”雅史> ※第1次マーシャル海戦で沈没
   <保科“天城”智子>級巡洋戦艦 41サンチ砲連装5基10門
51  <保科“天城”智子>
52  <岡田“赤城”>
53  <松本“愛宕”>
54  <吉井“高雄”> ※1941年5月、ブレスト沖海戦で沈没
   <来栖川“紀伊”綾香>級 41サンチ砲連装6基12門
55  <来栖川“紀伊”綾香>
56  <坂下“尾張”好恵>
57  <HMX−13“駿河”セリオ>
58  <田沢“近江”圭子> ※第1次マーシャル海戦で沈没
   <宮内“伊吹”レミイ>級巡洋戦艦 41サンチ砲連装4基8門→46サンチ砲連装4基8門
59  <宮内“伊吹”レミイ>
60  <宮内“鞍馬”ジョージ>
61  <宮内“阿蘇”あやめ>
62  <宮内“戸隠”シンディ>

【フランス共和国】
   <プロヴァンス>級 34センチ砲連装5基 2万3千トン
63  <プロヴァンス> ※1940年、アルジェリア、オラン湾にて擱座
64  <ブルターニュ> ※1940年、アルジェリア、オラン湾にて沈没
65  <ロレーヌ> ※自由フランス軍所属
   <ノルマンディ>級 34センチ砲4連装3基 3万4千トン
66  <ノルマンディ>
67  <ラングドック> ※1940年、アルジェリア、オラン湾にて沈没
68  <フランドル>
69  <ガスコーニュ> ※1940年、アルジェリア、オラン湾にて沈没
70  <ベアルン> ※自由フランス軍所属
   <リヨン>級 34センチ砲4連装4基 3万5千トン
71  <リヨン>
72  <リール>
73  <デュケーヌ>
74  <ツールヴィル>

【イタリア王国】
   <コンテ・ディ・カブール>級 13.5インチ砲3連装3基連装2基 2万6千トン(近代化改装後)
75  <コンテ・ディ・カブール> 1933年改装 ※マルタ沖海戦(1942)で沈没
76  <ジュリオ・チェザーレ> 1933年改装 ※マルタ沖海戦(1942)で沈没
   <アンドレア・ドーリア>級 13.5インチ砲3連装3基連装2基 2万6千トン(近代化改装後)
77  <アンドレア・ドーリア> 1937年改装
78  <カイオ・デュイリオ> 1937年改装
   <フランチェスコ・カラッチオロ>級 15インチ砲連装4基 3万4千トン
79  <フランチェスコ・カラッチオロ>
80  <クリストフォロ・コロンボ>
81  <マーカントニオ・コロンナ>
82  <フランチェスコ・モロシーニ>

【アメリカ南部連合(CSA)】
   <ストーンウォール・ジャクソン>級 16インチ砲連装4基8門 3万4千トン
                         ※ドイツ<マッケンゼン>級戦艦をベースとする
83  <ストーンウォール・ジャクソン>
84  <ジェームス・ロングストリート>
85  <ジョセフ・ジョンストン>
   <ネイサン・フォレスト>級巡洋戦艦 14インチ砲連装6基12門 最大速力32ノット
86  <ネイサン・フォレスト>
87  <ジェブ・スチュアート>
88  <ジョージ・ピケット>

2.ただし,特例条項として日本は8隻まで,英米は4隻まで別口で練習戦艦としての保有を許可する

 ● 練習戦艦
【アメリカ合衆国(USA)】
  1908年度計画 12インチ砲連装5基10門 2万1千トン
    <フロリダ>
    <ユタ>
  1909年度計画 12インチ砲連装6基12門 2万6千トン
    <ワイオミング>
    <アーカンソー>

【大英帝国】
  <アイアン・デューク>級 13.5インチ砲連装5基10門 2万5千トン
    <アイアン・デューク>
    <マールバラ>
    <ベンボウ>
    <エンペラー・オブ・インディア>

【大日本帝国】
  <篠塚“金剛”弥生>級巡洋戦艦 36サンチ砲連装4基8門 2万7千トン
    <篠塚“金剛”弥生> ※第3次世界大戦後に退役
   <太田“比叡”香奈子> ※1942年、ミッドウェー沖海戦で沈没
   <榛名>
   <霧島> ※1942年、地中海で沈没
  <扶桑>級 36サンチ砲連装6基12門 3万トン
    <山城> → 航空戦艦 → 給糧艦<真幌>
    <瑞穂> → 空母に改装 ※<扶桑>喪失のため、代艦として建造、アストラル・バスターズ所属
    <伊勢> → <月島> ※太田事件により雑役艦に変更
   <日向> → <瑠璃> → <月島(U)> ※アストラル・バスターズ所属

3.本条約有効期間内において艦齢が15年以上経過した艦に関しては代艦の建造が許可される。ただし,条約締結12年経過後以降・10年間で15万t以下とする。

4.本条約において,戦艦の主砲の上限は16インチとする。

5.補助艦艇については別にこれを定める。

6.本条約は1922年1月1日を持って発効し,期間は15年とする。ただし,脱退の通告が無い限り自動的に五年ずつ延長される。

 日本が代艦として建造を開始したのは<長谷部“高千穂”彩><新城“穂高”さおり>の2隻(1935年初頭着工,1937年暮竣工)。
 合衆国が代艦として着工したのは<アラバマ(仮)>級4隻(1934〜1936年着工,1937〜1940年竣工)。
 英国が代艦として計画したのは<キング・ジョージX世>級4隻(予算の都合・隆山条約失効・ドイツ建艦計画等により3隻で打ち切り)。
      <キング・ジョージX世>…………………………1934年着工,1938年就役
      <前田‘プリンス・オブ・ウェールズ”耕治>…1935年着工,1939年就役
      <デューク・オブ・ヨーク>………………………1936年着工,1942年暮未完成状態で英本土脱出



しけたた戦力調査部長及びdai戦史調査部長の作成資料を七崎が編纂致しました。