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〈進藤《ド・グラース》むつき〉

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〈進藤《ド・グラース》むつき〉〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉("De Grasse&De Tilly"/Marine Nationale)

ねこねこソフト「みずいろ」進藤むつき&さつき

もう一つの建艦競争


 フランスとイタリアとの間で競い合うように建造されていた巡洋艦達は、フランス側が〈三好《ダンケルク》育〉級に随伴して機動部隊(後の空母機動部隊とは意味が違う)を編成し、偵察や戦闘にといった多方面に使える〈ラ・ガリソニエール〉級を一挙に6隻も建造することによってフランス側優位へと展開すると思われた。
 だがその6姉妹が全て揃うか揃わないかのうちにイタリア側ではさらに強力な〈アブルッチ〉級を完成させ、続けて拡大改良型の〈鳥海《フィレンツェ》千紗都〉級の建造に取り掛かっていた。
 両国の息継ぎすら許されない建艦競争。負けることが許されないフランスとしてはすぐに次の手を打たねばならない。
 それが36年計画による二等巡洋艦(軽巡洋艦)〈進藤《ド・グラース》むつき〉級である。
 攻守走にバランスが良く、世界屈指の優秀艦と言われた〈ラ・ガリソニエール〉級の基本コンセプトはそのままで兵装は同一だがデザインと内容は一変。水平防御を強化するとともに航空設備も強化。三番砲塔上にあってどう考えても砲撃の邪魔にしかならないカタパルトを煙突と三番砲塔の間の広々とした空間に移動させ、強力な航空偵察能力を獲得した。
 煙突後部の格納庫で天候に関係なくきちんと整備された水上機達は格納庫から延びるレールに載せられて移動、二基となったカタパルトから迅速に射出される。そして任務が終わった水上機は艦尾にあるトイレットペーパーの親玉のような巻取り式のハイン式マットによって引き上げられる構造になっていた。実に豪華で凝った航空装備だが、長距離での通商破壊戦や機動作戦を行うフランス海軍にとってはむしろ遅すぎたぐらいの装備といえよう。
 強力な航空設備と共に鈍足のうらみがあった前級に比して機関を強化、速力を34ノットへと向上させたが前述のように航空設備を強化したため煙突を一本にせざるを得ず、煙路配置が難しい(後ろ側のボイラーからの煙路がやたらに長くなる)缶室分離配置を捨てることになったが、代わりに4基のボイラーを直列に並べることで水雷防御に最も必要な「奥行き」を確保してこれに対応している。
 兵装数は前級と同一とされたが、主砲は新しく〈氷室《リシュリュー》微〉級の副砲と同じM1936・15.2cm3連装砲塔を採用。初速870m/s、最大射程26474m、分あたり8発撃てるこの半自動砲ならば(この当時としては)充分な威力を持っていた。
 艦型は〈ラ・ガリソニエール〉級とほぼ同じ船首楼型の船型で主砲配置も同じだが見た目は一変。〈三好《ダンケルク》育〉級に良く似た大型の艦橋と同じく太い一本煙突。その間に一段下がって舷側配置の魚雷発射管。煙突を抱き込んだような大型の格納庫と広々とした飛行甲板。二基のカタパルト。三角形に並んだ連装高角砲。軽快な前級とは違って重厚だがやや地味、しかし芯の強そうな艦容にまとまっていた。
 イタリア巡洋艦の充実を横目に36年計画で2隻、38年計画で2隻が着手されたが曲りなりにも原計画通りに竣工したものは自由フランス側に逃れた1隻のみで、ヴィシー側に所属した3隻は全て違う兵装・艦容で竣工。特に後期型2隻は設計変更で事実上の別クラス(紹介も別に扱う)となり、二つのフランスと両大戦での巡洋艦への役割の激動を正に体言したような艦となってしまった。

別れ、そして裏切り


 36年計画で建造が認可された最初の2隻姉妹は37年の同日に双子のようにロリアン工廠で並べて起工され、フランスらしくのんびりと建造されていたがいざドイツが攻め込むとなるとそんな悠長なことは言ってられない。
 40年5月に両艦は(こちらも同日)進水、超突貫工事で儀装が進められた。時間はない。ドイツ軍は完成を待ってくれるほど義理堅くないのだから。いや、待ってくれるどころではない。はっきりいって艦船不足のドイツ海軍はフランス艦艇を一隻でも多く我が物にしようと陸軍を焚き付けて造船所に迫ってきていた。
 とにかく脱出せねばならない。最低限の艤装をした上で爆撃で塞がった水路の代わりにロリアンの砂浜を掘ってドックから2隻まとめて引っ張り出す方法がとられた。贅沢など言ってられない。反則だろうが何だろうが今はそれしかない。造船所どころか艦乗員、候補生まで駆り出して艤装に励み、水路を掘った。その中には一番艦〈進藤《ド・グラース》むつき〉の儀装委員長(艦長予定者)や乗員の姿もある。彼等からは夜になると遠目に花火のような戦闘が見える。休戦条約が結ばれつつあるとはいえフランス軍とドイツ軍の戦いはまだ続いているのだ。いや、結ばれてからが本当の戦いなのだ。それがこの脱出作戦。
 この時点で二隻は船体は完成、機関もなんとか積み込んでいたが超突貫工事で大混乱な上に同型艦の同時建造である。どっちがどっちだかわからなくなると儀装委員長や乗員達や困る(何せ艦尾に書く艦名すら後回しにされる程の忙しさなのだ)
 そこである日、連日連夜の工事の溶接火花が花火のように飛び散る中、艤装委員長から提案がなされた。自分が乗る一番艦〈進藤《ド・グラース》むつき〉の艦橋(ほぼ外見は完成していた)にリボンのような通信マストを増設するというのだ。マストには工廠で試作されていたリボンのような新型通信アンテナが付属する。
 そして艤装委員長はアンテナを設置した後、一旦工廠から離れて英国に向かった。艤装用の部品と何よりロンドンに避難している他艦の乗員達を借り受け、呼び寄せなければならないのだ。嫌だと言われたら元も子もないので艦を取り仕切る自分が説得し、連れてこなければならないのは責任者として当然の行為だろう。何しろまだ艦は動けないのだから。

 そしてフランス降伏も間近なその日、〈進藤《ド・グラース》むつき〉の儀装委員長と乗員はナルヴィクからとんぼ返りしてきた駆逐艦に移動。脱出してくる艦の護衛をしつつ自分達の艦がやってくるのを待っていた。文字通り着の身着のままで脱出してくる船達。その中に未完成の巡洋艦が一隻混ざっていた。駆逐艦から信号が飛ぶ。
「貴艦の到着と幸運を祝福する」
「了解」
「貴艦の艦名を知らされたし」
「・・・〈進藤《ド・グラース》むつき〉
確かに、両艦の区別点である艦橋トップのリボンのようなマストがある。間違いない。
 この時から、〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉の「裏切り」は始まる。

本当の自分


 ポーツマスから日本へと移動した〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉はそのまま艤装が続けられた。元々彼女は英国到着時には主砲がなかった上に自由フランスの掌握する地には主砲製造設備がない。そこで他の軽巡洋艦から降ろした三年式15.5cm3連装砲塔を小改良して主砲とし、高角砲には長10cm連装砲塔を回してもらった。この連装砲塔は魚雷発射管を撤去したその場所に配置されている。
 最大の改造点は後方に三基あった連装高角砲を撤去、その撤去した場所を含めて第三砲塔近くまで飛行甲板を伸ばして航空設備を更に強化。これによって〈保科〉級とだいたい同じ性能の護衛を主体とした巡洋艦となったが、〈保科〉級や〈神咲《御岳》薫〉といった日本の(結果としてそうなったに過ぎないが)護衛巡洋艦と比較すると艦形は小型ながら性能的には互角。格納庫も無理やり建て増しにしたようにしか見えないアンバランスな彼女達とは違って実にすっきりとした無理のない形を持つ端正な艦として正式に竣工した。
 なお、艦名はヴィシー側に残った方が〈進藤《ド・グラース》むつき〉を名乗ったため、同一人物にちなむ名前だが〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉と名付けられている(*注1)
 こうして護衛巡洋艦として就役した〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉はインド洋から太平洋の船団護衛に従事していく。それは地味でおとなしい任務。〈小野崎《インディアナ》清香〉や〈早坂《サヴォア》日和〉といった面子に支えられての任務だった。
 対潜攻撃をすればおそるおそるといった雰囲気でUボートを取り逃がし、護衛総隊の面子の前で「しょんぼり」することもしばしば。しかし慣れと訓練によってそれはカバーされ、いつしか商船から最も人気のあるフネとして〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉は著名な存在になっていた。
 しかしそれは彼女と副長、本国生き残りの乗員達にとっては「裏切り」を続けていくことでしかない。評価されるのは自分ではなくもう一人の自分。それに耐えられなくなった時・・・
「駄目なんです」
 本当の自分を偽り続けた副長、そして〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉。それが破裂した瞬間だった。
 しかし艦長は言い切った。強く、そして優しく。
「それが何だ」
 自分を偽り、そして国を偽り、同胞と戦う自由フランス軍。結局みんな同じじゃないか。本国から脱出し、今まで築いたものが〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉だ。それが誰であろうとも構わない。彼女は彼女なのだから。
 そして艦長は艦橋トップのアンテナを交換させた。今までのは過去の〈進藤《ド・グラース》むつき〉。そしてこれからは未来の〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉として・・・。

真の名前


 大戦も終結し、スカパ・フローでの式典も終わった後、艦長は副長に思い切ってある事を問い正した。この事にケリをつけなければ真の終わりとはいえない。
「この艦の名前は?」
「・・・〈進藤《コンスタン》さつき〉」
 軍政を民政に適用されることの危険と征服による略奪の不可避を論じ、「アドルフ」という傑作を残した小説家にして政治家。そして自由人。その名前を誰が恥じよう。
「いい名前じゃないか」
 素直な答え。それでいい。それで。過去は捨てた。今あるのは未来だけ。これからは偽りの名ではない、本当の名前で行けばいい。暖かい風が〈進藤《コンスタン》さつき〉を迎えていた。

 自由フランスから連邦フランス海軍の一員となった〈進藤《コンスタン》さつき〉は改造によって近代化され、ミサイル時代にも対応できる能力を備えたが俗に「ド・ゴールの怪しい趣味」と陰口を叩かれるほどの妖しげな艦容を呈することとなる。
 二番砲塔を剥がしてその後に対空ミサイルを装備、そのためのレーダーと誘導装置、更には艦尾近くに対潜ロケット発射機を搭載して近代的な対潜・対空巡洋艦へと変貌。しかし装備改変と復元性能維持のために行った船型抵抗軽減は口性の無い連中からは「ラバースーツを着ているようだ」と呼ばれる妖しげな艦容へと変貌している。
 同じような装備・艦容の変貌を遂げた〈斉藤《ノルマンディー》倫子〉とともに欧州連合潜水艦を「ぴしぴし」する役目を担った〈進藤《コンスタン》さつき〉だが、船体構造が古いためにこれ以上の改造は費用がかさむとされ72年に退役、そのまま解体されている。

もう一人の「ド・グラース」


 フランス本土側に残された〈進藤《ド・グラース》むつき〉。これをロリアンで捕獲したドイツでは空母への改装が検討され、実際に巨大なバルジを装着してドイツ式の上部構造物を載せた空母としての図面も残されている。
 しかし8,000tばかりの軽巡洋艦を空母化しても載せられる航空機はたかが20機程度。これでは戦力にはならない。結局ドイツは高速商船を空母化する道を選び彼女はブルターニュ地方の仏返還後、改めて巡洋艦として建造が再開された。そこで問題になったのは原計画通りに完成させるか否かということである。
 中断していたその間の航空機の発達は予想を遥かに超えている。生半可な巡洋艦では航空攻撃で呆気なく倒れる時代に突入していた。それにフランスには空母機動部隊もいる。それを護る〈ダイドー〉級や〈桜井〉級のような防空艦が必要。そのためのプラットホームとして白羽の矢が立ったのが彼女だった。
 先輩格の両級を参考に、12.7cm連装砲を主砲としてこれを前4基(背負い式に2基とその上に左右並列配置)、後ろ4基(配置は前部と同じ)に配置。近接防空火器として5.5cm連装砲を艦橋前に1基、左右に2基、後部上構の左右に2基、後部12.7cm連装砲塔の一段上に1基と独特かつ完全な前後対称に配置して対空砲火の死角をなくした。この二種類の砲は最初自国製を積む予定だったが間に合わず、やむなく竣工時には〈アトランタ〉級と同じ12.7cm連装高角砲(輸入品とコピー品)とドイツ製の5.5cm連装高角砲を積み込んだが、これはあくまで暫定装備であり、WW3開戦前には待望の国産砲と換装されている。こちらは分あたり20発を撃てる半自動砲であるM1946・12.8cm連装高角砲と分60発を放つ完全自動砲であるM1947・5.7cm連装高角砲からなり、前者は特にドイツ製弾薬が使えるように口径を変更したもので、多数の弾丸を食いつぶす防空艦ならではの共用化といえよう。もっともフランス本来の高角砲の口径である10cm砲では万一の水上戦に対してはパワー不足。駆逐艦用に作った13.0cm砲は故障続出でモノにならなかったという点の方が大きかったのだが。
 もちろんこの対空砲火をきちんと目標に命中させるべくレーダーや射撃装置も新型を取り揃えたがこれらの電子装備と砲塔駆動のための発電機を何を間違えたか艦橋後部に一括配置。そのためここに命中弾を喰らうと彼女は全電源が切れて文字通り「ぷるぷる」とオチてしまう致命的欠陥を抱えており、実戦ではしばしば電源停止が発生して他艦に救助してもらう羽目に陥っている。
 船体と機関は代わらなかったが兵装は全く別物。水面上で代わらなかったものといえば煙突ぐらい。艦橋も〈篠宮《アルザス》悠〉と良く似た箱型の巨大なものに造り直され、その後部には背の高いポールマストを配置、煙突後方にも対空射撃レーダー。所狭しと並べられた18基もの連装砲塔といった独特の艦容を誇ることとなった。
 なお彼女には艦隊と航空機の指揮を執るための電子装備が設けられたが、あまりにも防空火力が強すぎる上に弾量が多すぎるために他の艦がついてこれないという本末転倒な問題が起こったため、もっぱら主力艦や他艦からの指導を受ける「後輩」としての活動に従事することとなる。

やかましいもの


 正式な竣工後、〈進藤《ド・グラース》むつき〉は早速空母部隊に編入されてノヴァスコシアへ出撃。ハリファックスからやってくる英機を片端から追い払って早速その実力を発揮。その対空砲火は一度射撃命令が下されれば空が真っ黒になるほどの恐るべき弾量を叩き出し、その凄まじいやかましさから敵味方から「マシンガン巡洋艦」の異名を奉り、その独特の艦容もあいまってどこでも良く目立つ存在だった。
 マルティニーク攻防戦では西インド艦隊に編入されて水上戦闘にも参加。第一次ウインドワード海戦ではハイエ提督の殴りこみ部隊の一員として出撃。
「私のマシンガンを受けてみなさい!」
 とばかりに艦長の命令一下、まさに機関銃のようにやかましく撃ちまくる。たまったものではないのは敵である。運悪く近づいた駆逐艦は彼女のやかましい射撃の前にただ振り回されるのみ。正に「戦いはマシンガン」であり、対空重視の巡洋艦が水上戦闘でもその威力を発揮できることを証明している。
 だが余りに調子に乗りすぎて大口径砲の直撃を食らい「オチてしまう」こともしばしばで、高角砲に頼る艦艇の限界というものをわきまえずご都合で投入すれば痛い目に遭うのは〈桜井〉級と同様だった。
 それは「どうせ私はパシリ」という艦長の言葉が一番よく体言している。欧州連合でまともな防空巡洋艦というのは実は彼女、〈進藤《ド・グラース》むつき〉しかいなかった(主砲を両用砲化した巡洋艦にとって対空戦闘はあくまで二次的な存在でしかない)。その使いやすさもあって彼女は「パシリ」としてカリブ海と大西洋を駆け回り、最後は遊撃部隊の一員として〈篠宮《アルザス》悠〉〈愛沢《ライン》ともみ〉の護衛をしつつドーバーを突破、そのままリガで浮き砲台代わりとなって終戦を迎えたが、ついに海戦の「ヒロイン」となることは出来なかった。それは対空巡洋艦というやかましい存在が実は守りの存在でしかない。やかましい対空砲が戦闘を決めるのではないことを示しているのではないだろうか。
 戦後の改装で主砲を射撃速度の速い10.0cm単装両用砲に換装、5.7cm砲を減らして対空・対艦ミサイルと強力な電子装備を搭載、「マジカル」と称される強大な戦闘力を得た〈進藤《ド・グラース》むつき〉はヘリ空母となった〈片瀬《コマンダン・テスト》雪希〉とともに英国を訪問、〈スフィー〉〈リアン〉と邂逅したのを最後に退役している。

 双子として建造され、そして二つのフランスの中でそれぞれの「思い出」を紡いだ〈進藤《ド・グラース》むつき〉と〈進藤《コンスタン》さつき〉。ついに姉妹は邂逅することなく終わったが、秘密裏に二隻は通信を交わしていたことが後の調査で判明した。
 ・・・二つのフランスは通じ合い、そして助け合う存在だったのだ。それは彼女達双子によって証明されている。


*注1:両艦とも七年戦争や合衆国独立戦争で戦った提督、フランソワ・ジョセフ・ポール・コント・ド・グラース・ド・ティリィ(1722〜1788)から取られている。
ちなみに彼はグラース伯爵兼ティリィ侯爵であり、爵を表す「コント」から前が彼の本名である。

要目〈進藤《ド・グラース》むつき〉

  • 基準排水量 9,380t
  • 常備排水量 10,789t
  • 全長 180.3m
  • 全幅 18.6m
  • 喫水 5.5m
  • 主機 ラトー・ブルターニュ・タービン2基/2軸
  • 主缶 アンドレ水管缶4基
  • 出力 110,000馬力 
  • 速力 33ノット
  • 航続力 18ノットで6000海里
  • 燃料搭載量 1,850t
  • 兵装
    • Mk29・38口径12.7cm連装両用砲8基
    • Gerat58・55口径5.5cm連装高角砲10基
    • (1947年にM1946・54口径12.7cm連装両用砲8基、M1947・60口径5.7cm連装高角砲10基と換装)
  • 装甲
    • 舷側100mm(水線部) 76mm(上面)
    • 甲板68mm
  • 乗員 950名

要目〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉

  • 基準排水量 8,212t
  • 常備排水量 10,076t
  • 全長 180.3m
  • 全幅 18.6m
  • 喫水 5.4m
  • 主機 ラトー・ブルターニュ・タービン2基/2軸
  • 主缶 アンドレ水管缶4基
  • 出力 110,000馬力 
  • 速力 33ノット
  • 航続力 15ノットで9000海里
  • 燃料搭載量 2,200t
  • 兵装
    • 三年式改1・60口径15.5cm3連装砲3基
    • 九十八式改2・65口径10cm連装高角砲2基
    • ボフォース・60口径40mm4連装機銃4基
  • カタパルト2基、水偵5機
  • 装甲
    • 舷側100mm(水線部) 76mm(上面)
    • 甲板68mm
  • 乗員 750名

同型艦

  • 〈進藤《ド・グラース》むつき〉De Grasse ロリアン工廠 1946年8月14日竣工 1972年除籍
  • 〈進藤《ド・ティリイ》さつき〉De Tilly →〈進藤《コンスタン》さつき〉Constant ロリアン工廠(艤装は三菱長崎) 1946年8月14日竣工 1972年除籍
  • 〈明石《シャトールノー》達郎〉 1946年8月7日竣工 1952年1月26日沈没
  • 〈東雲《ギッシャン》深月〉 1945年12月7日竣工 1964年除籍