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〈河野《コンコード》朝奈〉

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〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉

(元ネタ:戯画「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」より、河野朝奈、河野夕奈)

 合衆国海軍が隆山条約の制限外となる1万トン未満の規程枠内で建造した小型空母。9800トンと言う極限まで小型化した船体に可能な限りの性能を盛り込んだ結果、カタログスペックは優秀な反面、極端なトップヘヴィや改良余地の無さと言う致命的欠点も持ってしまった。

【建造の経緯】

 隆山条約の成立により、合衆国海軍は最大の仮想敵である日英同盟に対して戦艦戦力で10:17、全体でも10:16の劣勢に立たされる事になった。
 このうち、航空母艦は〈鳴瀬《ヨークタウン》真奈美〉級の大型正規空母3隻の建造は認められていたが、この他の空母は商船からの改造で小型の〈音羽《ラングレー》早苗〉〈エディフェル〉、それに航空巡洋艦枠で搭載機数の少ない〈伊藤《ワスプ》正樹〉の3隻。これで太平洋、大西洋の両大洋とカリブ海方面をカバーするのは無理があった。
そこで、合衆国海軍は条約制限外の1万トン未満の小型空母を建造する事を決定した。これが〈河野《コンコード》朝奈〉級である。

【特徴】

 小型とはいえ合衆国海軍が設計時から純粋な空母として建造する事になる初めての艦である同級は、可能な限り高い能力を持たせる事を目的としていた。目標となる搭載機数は50機。ほぼ同様の存在である日本の〈野々村《龍驤》小鳥〉(36機)と比較して格段に多い数字である。実はこれでも抑え目な数字で、当初の目標は〈伊藤《ワスプ》正樹〉に匹敵する60機であった。
 さらに、速度も〈伊藤《ワスプ》正樹〉や〈鳴瀬《ヨークタウン》真奈美〉級に追随できる32ノットを目標としており、その結果、同級の外見は非常に特徴的なものとなった。高速を狙った細身の船体に、容積を確保するために一部二段式とされた格納庫を置いたため、非常に大型の上部構造物が載っており、いささか頭でっかちな印象があった。
また、飛行甲板の長さも可能な限り長く取られ、その様子は小さな子供が無理矢理大人を名乗ろうとしているかのような微笑ましさすらあった。
 反面、艦橋は大型空母群の煙突と一体化された大型の物を載せる余裕はさすがになく、駆逐艦のものを小改造して幅を詰めたものを設置した。大きな上構に比べてせいぜい髪留め程度の存在である。
 ちなみに、そっくりな2隻を見分ける識別ポイントとして、この艦橋部分がある。〈河野《コンコード》朝奈〉が防空指揮所の天井を半月型の鉄板張りにしているのに対し、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉はキャンバス地張りとしており、それぞれ〈カチューシャ〉〈バンダナ〉と言われている。

【幻の二番艦】

 さて、一般には「双子の空母」として知られる〈河野《コンコード》朝奈〉級であるが、実は〈河野《コンコード》朝奈〉は同級の一番艦、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉は三番艦であり、2隻の間にはもう一隻同級艦が存在した。同級はまず、2隻の建造が承認されたが、1934年の〈音羽《ラングレー》早苗〉の事故による損傷・練習空母化を受けてもう1隻が追加されたため、当初は3隻の同級艦が存在していたのだ。
 その「幻の二番艦」が〈河野《バンカーヒル》まひる〉である。同級艦であるからには2隻とそっくりな艦容を持っていたはずだが、ある事情により〈河野《バンカーヒル》まひる〉に関する資料は全て封印の対象となっており、幻の存在となっている。
 それは「合衆国海軍史上最大のスキャンダル」とされる事件で、1935年9月、中部大西洋で行われた海軍大演習の際、演習部隊が大型のハリケーンに遭遇した事による。この嵐の渦中で、もともとトップヘヴィを指摘されていた〈河野《バンカーヒル》まひる〉が三角波を受けて横転。急速な浸水によりわずか5分で沈没すると言う大惨事が発生したのだ。生存者は一人もいなかった。
 バンカーヒルは、ボストン郊外の古戦場で、独立軍が英軍に敗れた場所でもある。それを考えれば、縁起の悪い名前と言えなくもなかった。事実、次にその名を継いだ〈橋本《エセックス》まさし〉級の〈バンカーヒル〉も日本軍のハワイ奇襲で撃沈されており、バンカーヒルの名に付きまとう不運の影は〈広場《バンカーヒル》まひる〉の活躍まで消える事はなかった。
 この事件は合衆国海軍に大きな衝撃を与えた。海外では、日本海軍の水雷艇<友鶴>がトップヘヴィで横転沈没する事故を起こしているが、こちらは小型とはいえ空母である。しかも、同じ日本の〈野々村《龍驤》小鳥〉はソ連との紛争があったオホーツク海域で嵐に遭遇した際、損傷はしながらもそれを切り抜けているのだ。
 当時、対南部戦備を推し進める陸軍との熾烈な予算獲得競争を展開していた海軍は、わずかな弱みでも見せるまいとしてこの事実を徹底的に隠蔽し、特に同級艦2隻には厳重な緘口令が敷かれた。2隻の乗組員はそれを守って〈河野《バンカーヒル》まひる〉の話をする事はなかったが、一部の信頼できる艦…例えば〈本多《コンステレーション》惣一〉などには話している。いつ自分たちも〈河野《バンカーヒル》まひる〉のように倒れるかわからなかったのであろう。
 その一方で、海軍は〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉の復元性を向上させる改装を実施し、〈河野《コンコード》朝奈〉はバルジ装備、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉は上構の装甲を減らしてバラストを設置する工事を行ったが、もともと小さな船体に最大の性能を持たせようとした同級には余裕が非常に少なく、根本的な改善とは成り得なかった。
この改装により、〈河野《コンコード》朝奈〉は正面から見ると喫水線付近がフレアスカートのように広がった形状をしており、スパッツで引き締めたような〈河野《チャールズタウン》夕奈〉と見分ける上でのポイントになっている。
 なお、図面レベルで設計をやり直し、安定性を向上させた改良型も計画されたが、これは建造されず、設計案がソ連に売却されて同国初の国産空母〈観月《アドミラル・エッセン》さおり〉〈観月《アドミラル・コルチャコフ》しおり〉の原型となっている。

【援独義勇艦隊】

 復元性向上改装により、搭載機数を50機から40機へ減らした〈河野《コンコード》朝奈〉級の2隻の初の実戦参加は、後の対日戦と比較して「研修期間」とも言われる援独義勇艦隊への参加であった。当初、ガトー級潜水艦やトラック等の供与に留まっていた合衆国の対独援助、いわゆるレンドリースは規模を拡大し、<ライン演習>作戦の成功による日英同盟艦隊戦力の激減を受けてついに艦隊戦力の投入にまで発展したのである。
 この義勇艦隊に所属する艦としては、彼女たちのほかに空母〈エディフェル〉があり、軽空母ばかり3隻ながら艦載機110機と言う侮れない戦力を有する機動部隊であった。これを〈レキシントン〉級巡洋戦艦の〈本多《コンステレーション》惣一〉〈加藤《サラトガ》あおい〉などが護衛し、義勇艦隊は英国の通商路破壊に出撃した。
 しかし、2隻と護衛部隊の旗艦、〈本多《コンステレーション》惣一〉は第一印象の良くない出会い方をしている。ニューヨーク軍港に集結した義勇艦隊の艦列に混じった〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉を見つけた〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長が
「なんで護衛空母が混じっているんだ?船団に帰してやらなくちゃ…」
と言ったのを〈河野《チャールズタウン》夕奈〉艦長が聞きつけて、
「どの艦が護衛空母か!」
と蹴り倒したのが最初の出会いだった。根っからの大艦巨砲主義者で、最新鋭戦艦の〈飯塚《メイン》カノコ〉を見て「男なら巨砲に惹かれるのは当然だ!」と力説する〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長は空母に疎く、〈河野《コンコード》朝奈〉級の事も良く知らなかったのだが、あまりと言えばあまりである。
 しかも、その後各艦艦長の顔合わせの際も同じ事を口走り、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉艦長に蹴られるのみならず、〈河野《コンコード》朝奈〉艦長からは言葉でねちねちといじめられ、他の艦長達からも叱責される有様だった。

【サッチ・ウィーヴ】

 レンドリースを満載した船団を護衛して大西洋を横断した義勇艦隊水上部隊は、フランスのビスケー湾に投錨。休養の後、直ちに出撃した。巡洋戦艦2隻と〈河野《コンコード》朝奈〉級を主体とする主力が相手の注意を引きつけ、〈エディフェル〉を主力とする別働隊と潜水艦隊が輸送船団を襲うと言う戦法でいくつかの船団に大損害を与え、英国戦時経済をますます締め上げている。
 ドイツの実施した<ライン演習>作戦で実働兵力の激減している日英同盟軍は、この米義勇艦隊の跳梁になかなか対処する事ができなかったが、戦力をやりくりして「討伐部隊」を編成。大西洋に送り出している。
 そして、小なりとは言え「狩猟者」として申し分のない働きをしていた〈エディフェル〉がこの討伐部隊に遭遇して拿捕されてしまうと、義勇艦隊は機密漏洩阻止のため、潜水艦隊を投入して彼女を撃沈する決断を下さなくてはならなかった。
 〈エディフェル〉隊壊滅により余裕のできた日英軍は空母まで編入した護衛部隊を船団に付けた。このため、義勇艦隊の活動はやや低調なものにならざるを得なくなった。
と言うのも、義勇艦隊側の主力艦戦、グラマンF4F<ワイルドキャット>が日英のスーパーマリン<シーファイア>や零式艦戦に比べて機動性・速度の面で劣り、有効な制空権を確保できなかったためである。
 艦載機の被害が大きくなった義勇艦隊は一度ビスケー湾に戻り、補充の到着を待つ事になったが、その間に〈河野《コンコード》朝奈〉戦闘機隊長のサッチ少佐を中心として、新しい対戦闘機戦術が研究された。それは、2機がペアとなってジグザグに飛行しながら、一方が囮となって敵をおびき寄せ、もう一方が攻撃役になる事で敵を撃墜すると言う戦法である。
 パイロット補充後の作戦で、さっそくこの戦法を実践した義勇艦隊の航空隊は、それまで1:3近くの劣勢だったキル・レシオを逆に1.5:1〜2:1と優位に転じさせた。最初の獲物を狙ってるうちに、自分が罠にかけられた事を悟った日英軍パイロットは
「引っかけられた!?」
「俺が悪いのか!?」
と叫んで撃墜されて行った。
 後にこの戦術は「サッチ・ウィーヴ」として知られる事になるが、やられる側にしてみればタチの悪いいぢめの様な物だった。
 こうして義勇艦隊はドイツ海軍の戦力回復まで日英同盟軍の制海権を脅かし続けた。特に〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉は英国海軍の新鋭空母と比べて半分以下の排水量しかないにもかかわらず、同等以上の攻撃力を持って日英同盟を「いぢめ」倒し、とうとう彼らに「俺は金輪際あの2隻には手を出さんぞ」とまで言わしめるようになるのである。

【英本土攻防戦】

 1942年、ドイツ軍は英本土上陸…第二次<ゼーレーヴェ>作戦を実施。一斉にドーヴァー海峡を押し渡った。
 義勇艦隊もこの作戦に参加する事となり、勇躍ビスケー湾を出港した。この頃になると喪失した〈エディフェル〉を補う戦力としてエセックス級の〈ボン・ノム・リチャード〉〈フランクリン〉も参戦し、英本土上空には常に100機近い合衆国機が乱舞しては最後の抵抗を試みる英軍に猛攻を加えている。
 〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉の2隻はこの大作戦の中でも相変わらず元気いっぱいに活躍していた。護衛に付いている〈本多《コンステレーション》惣一〉は振り回されっぱなしであり、できればこの2隻には関わり合いになりたくなかった。特に艦長は以前の失言が原因で今もねちねちといぢめられていたから切実である。
 例えば、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉艦長から「司令が呼んでいる」と言われて、教えられた待ち合わせ先が女性士官の更衣室だった時。この時は司令に3時間小言を食らった。
 あるいは、〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉両艦長から「2隻の見分けが付いたら君を認めて仲直りしよう」と言われた時。ただでさえ空母に疎い彼に見分けが付くはずがない。〈河野《コンコード》朝奈〉にはバルジがある、とヒントを与えられ、それならと見に行くと、2隻の艦長が司令に「〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長が勤務時間に持ち場を離れてサボってます!」と通報した時。この時は解放まで4時間かかった。
 しかし、2隻の艦長もただいじめを繰り返していたわけではない。〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長の資質をそれなりに評価しており、人間性についても信頼はしていたようだ。実際、失われた〈河野《バンカーヒル》まひる〉の話をして
「いつか、私たちの艦もそうなるかもしれない。もしそうなったらよろしく頼む」
と依頼している。

【和解】

 それを示す事件として、〈ゼーレーヴェ〉作戦開始から3週間ほど経ったある日、〈河野《コンコード》朝奈〉が〈本多《コンステレーション》惣一〉と共に出撃した時に、突如〈河野《コンコード》朝奈〉が機関故障を言い立てて停止してしまった。
 慌てて彼女を母港まで曳航して帰る〈本多《コンステレーション》惣一〉。すると、〈河野《コンコード》朝奈〉艦長が〈河野《チャールズタウン》夕奈〉を探してくれと依頼してきた。〈河野《チャールズタウン》夕奈〉は無線封止して警戒航行を行っている最中なので、直接探しに行くしかない。
 再び出港した〈本多《コンステレーション》惣一〉はアイリッシュ海南方の作戦区分<ホテル>海域で行動中の〈河野《チャールズタウン》夕奈〉を発見。すぐに事情を話した。
 すると、〈河野《チャールズタウン》夕奈〉まで機関が停止してしまった。驚愕した〈本多《コンステレーション》惣一〉は神がかり的な速度で〈河野《チャールズタウン》夕奈〉を曳航してブレストまで帰還した。途中で何回か日英軍機の接触を受けたが、そんなのは眼中に無いと言うように一息に粉砕しての早業である。
 ところが、港へ帰ってみると、2隻は何事も無かったかのようにエンジンを始動した。
「どれくらいかかった?」
「私の方は5時間20分だったかな」
「こっちは5時間16分」
何が起きたのかわからず呆然とする〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長に、2隻の艦長はタネを明かした。要は、緊急時の曳航訓練にかこつけて、〈本多《コンステレーション》惣一〉の対応能力を見ていたのである。
「ば、馬鹿野郎!こっちは本気で心配したんだぞ!!でも、故障が無くて何よりだった」
 騙された事への怒りと安堵が入り交じった叫び声を上げる〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長に2隻の空母艦長は素直に謝罪し、今後もよろしく、と手を差し出した。〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長もそれを握りかえし、ここに和解が成立したのであった。

【帰還】

 その後、〈本多《コンステレーション》惣一〉は太平洋艦隊へと異動し、残った〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉の2隻は大西洋艦隊に残って二次大戦、第二次南北戦争を戦い抜いた。
 第三次世界大戦では艦載機の大型化、ジェット化に伴い、第一線の艦隊空母任務からは外れた2隻だったが、対潜機や直協機を積んで船団護衛、対地支援と駆け回り、同じような任務に就いている〈本多《コンステレーション》惣一〉としばしば共同作戦を行っている。
 1951年、激戦の末欧州連合軍が撤退したカリブ海・マルティニーク島。その島の東の端に位置する岬に〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長は〈河野《コンコード》朝奈〉艦長に連れられてやってきた。そこには先客がいた。〈河野《チャールズタウン》夕奈〉艦長が銘も彫られていない石碑に向かって祈りを捧げていたのだ。
「ここは?」
尋ねる〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長に2隻の艦長は答えた。
「これは…〈河野《バンカーヒル》まひる〉乗組員たちの慰霊碑だよ。彼女はこの沖で沈んだんだ」
「…そうなのか」
 〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長は頭を下げ、石碑に黙祷を捧げた。記録からは抹消された〈河野《バンカーヒル》まひる〉ではあったが、残された〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉の乗員たちは、決して彼女の事を忘れてはいなかった。こうして、密かに彼女が最期を迎えた海を臨む地に慰霊碑を建立していたのである。
「これからは、〈河野《バンカーヒル》まひる〉が守ってくれるに違いない」
「聖地」への帰還を果たした2隻の艦長はそう言い、〈本多《コンステレーション》惣一〉艦長も大いに頷いたのであった。

【その後】

 失われた姉妹艦の加護が本当にあったのか、〈河野《コンコード》朝奈〉〈河野《チャールズタウン》夕奈〉はその後も大きな損傷を受けたり戦没したりする事無く戦い続け、1952年には英本土上陸<アークエンジェル>作戦にも上陸支援任務群の一翼を担って参戦している。彼女たちは二回も英本土を攻撃すると言う貴重な体験をした艦の一部となったのだ。その年の8月15日に戦争が終結すると、2隻は除籍解体となり、その資材は復興の礎となった。それから20年ほどして、合衆国海軍が提唱した護衛空母的なVSTOL軽空母、いわゆる制海艦のうち2隻に彼女たちの名前が襲名されている。

性能諸元

合衆国海軍航空母艦〈河野《コンコード》朝奈〉(括弧内は〈河野《チャールズタウン》夕奈〉)
【要目】
     基準排水量9,890(9,800)トン
 全長187メートル
 全幅22.3(21)メートル
」 飛行甲板最大幅33.3メートル
 速力32ノット

 【兵装】
単装5インチ高角砲2基
12.7ミリ単装機銃12基

【搭載機】
最大40機